「技術」と向き合い
間接的に国を守っていく
技術部(2016年 新卒入社)
Sさん
ディフェンスシステム1グループに所属。幅広く船舶機器の整備に携わり、現在は船の速度を測る装置を手がける。
なぜ舞鶴計器で働いているのか、
どんな仕事をしているのか
護衛艦の速度を計測する精密機器の整備に取り組む
「舞鶴にあって、航海機器の整備など様々な事業に取り組んでいる会社」と先生にすすめられ、船にも興味があったので舞鶴計器に入社しました。現在2年目、今は船の底に取り付けられ、水の流れによって船の速度を調べる電磁ログという機器を整備する業務に携わっています。護衛艦に乗り込み、電磁ログの作動確認、現状調査を行います。装置を取り出し、会社で分解して整備をするので、一つひとつの部品の役割を理解していなければなりません。分解した装置を前の状態に戻すとき、うまく組み上げないとギヤのかみ合わせが悪く、回りが重くなることがあります。どこがおかしいのか、分からない場合はベテランの先輩に聞きますが、極力自分で考えて解決するように心がけています。
仕事の魅力とやりがい
国と仕事をする、間接的に日本の国を守る
船を走らせながら100時間連続、5日間にわたって一時間に1回、データをとる作業があります。6人のスタッフが船に乗り込み、4時間ごとに交代でデータを記録。台風で海が大荒れの時期だったので、ハードな作業となりました。しかし、終わった後にはなんともいえない達成感がありましたね。一言で「航海機器の整備」といっても、私たちが携わっているのは防衛省の船。すなわち、国と仕事をしているということなので、責任は重大です。間接的に日本の国を守っている。そう考えると、大変な責任を背負って仕事をしているんだと感じます。
1日の仕事の流れ
就業中は五感を働かせて、
自分のペースで淡々と装置と向き合う。
休日の過ごし方
出来るだけ外出。
先輩に誘われて参加したラフティングに熱中
休日はできるだけ外に出たいのですが、趣味がゲーム、漫画などインドア派なので、一人だと休みは家に篭りがちになります。なので、会社の同僚や先輩に遊びに誘われた場合、基本的に参加します。ハマっているのが6人ほどで大型のゴムボートに乗り、急流を下るラフティングです。スリル満点でみんな夢中!仕事が終わってから職場のみんなで映画を見に行ったり、オフでもよく行動を共にしています。
Message
- 「困難な状況」を楽しめるような技術を身につけたい
- ベテランの先輩社員の方だけが持っている、技術やノウハウがあります。図面をみても、私はまだ半分くらいしか理解できません。ギヤのかみ合わせでも適切に調整しないと、負荷がかかったりスムーズに動かなくなります。そこを調整する感覚は先輩に比べるとまだまだで、調整にも時間がかかってしまいます。機械のふたを開けてギヤがたくさんあると私は圧倒されますが、先輩は「面白そうやな」と言っていたり。大変な道のりですが、私もそんな先輩達のようになりたいですね。実際に護衛艦に乗って、一般の人が入れない場所に入り、艦が動くのを体感できることは、ミリタリーファンにはたまりません。そんな常に好奇心や向上心を刺激される環境でする仕事に、やりがいを感じています。